消費者庁/抱っこひもに措置命令/身体への負担を少なく表示

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 消費者庁は12月20日、ベビー用品などを取り扱うダッドウェイ(本社神奈川県、白鳥公彦社長)が販売する抱っこひも「エルゴベビー」4商品の広告が景品表示法に違反したとして、措置命令を行った。「肩への負担が1/7(他社比)」などと記載し、使用者の身体にかかる負担が他社の商品と比べて著しく少ないかのような表示を、合理的な根拠なくカタログや自社ECサイト上で行っていた。
 対象商品は「ADAPT(アダプト)」「OMNI360(オムニスリーシックスティ)」「ORIGINAL(オリジナル)」「360(スリーシックスティ)」と称する抱っこひも4商品。指摘を受け、ダッドウェイは表示を変更した。
 消費者庁によると、店頭で販促の際に使用する商品の空箱に表記されている該当広告については、卸先などの一部店頭に在庫が置かれた状態という。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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