アリババグループは11月12日、11月11日の「独身の日(以下W11)」に開催したセールイベントの流通総額(GMV)が、2684億元(約4兆1602億円)だったと発表した。前年比26%増で過去最高額を記録した。越境ECでは、日本が国別GMVの首位を維持した。
今年で11回目となるアリババグループのセールイベント「天猫ダブルイレブン」には、昨年比1億人増の約5億人が参加。
セール開始後1分36秒でGMVが100憶元(約1550億円)を記録し、同16時31分には前年の2135憶元(約3兆3092億円)に到達した。
W11当日24時間での総配送数は、前年比59%増の12億9200億件だった。
ユニクロなど15のブランドが10億元(約1550億円)超のGMVを達成し、299のブランドが同じく1億元以上を記録した。
越境ECでは78の国と地域から約2万2000ブランドがセールに参加。国別GMVランキングでは、日本が4年連続で1位となった。2位以下は、米国、韓国、オーストラリア、ドイツで、昨年と同様の顔ぶれとなった。
(※人民元の換算レートは1元=15.5円)
アリババグループ/流通総額4.1兆円/「独身の日」、26%増で記録更新
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。