天真堂/中国向けメーカーと提携/ウィズダムと組み海外進出支援を強化

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 薬用化粧品のOEM受託製造事業を軸に通販・ECの総合支援事業を展開する天真堂(本社東京都、児玉和之社長、(電)050―6861―1100)は8月22日、中国を中心に化粧品OEM事業などを展開するウィズダム(本社東京都、丹羽正也社長)と資本・業務提携で合意したと発表した。ウィズダムの商品開発・製造の拠点を中国から天真堂に移し、中国企業などに向け、日本製商品のOEM製造を受託していくという。
 ウィズダムは、中国・日本で注目されている商品を、消費者にオンライン・オフラインで届けることをミッションとして、03年に設立された。中国国内での化粧品OEM事業だけでなく、トレーディング事業や、日本企業の中国進出支援、中国企業の日本進出支援なども手掛けている。
 一方、天真堂では、OEM事業を主軸としつつも、フルフィルメント事業や、海外進出支援事業などを手掛けており、近年は特に、クライアントの中国進出支援など、海外事業に注力している。
 天真堂としては、今回の提携を機に、クライアントの海外進出支援をさらに強化していきたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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