ピルボックスジャパン/健食越境ECが好調/人気の「機能性」2作目を中国ECで

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マーケティング部PR担当アシスタントマネージャー・小西光氏

マーケティング部PR担当アシスタントマネージャー・小西光氏

 健康食品通販を手掛けるピルボックスジャパン(本社東京都、栖原徹社長)は、越境ECの売り上げが順調に伸びている。中国市場での売り上げが通販事業の約6割を占めており、10億円を超えるという。2月、機能性表示食品「Lovet(ラヴェット)」を発売。主力の機能性表示食品「onaka(オナカ)」の姉妹品として、ヒット商品育成を狙っていく。
 「ラヴェット」は、食事に含まれる脂肪や糖の吸収を抑える機能を持つ。「天猫国際」や「タオバオ」など、アリババグループが運営する越境ECモールで販売。公式アカウントによる、商品紹介の動画配信なども実施している。フォロワーは1万4000人に上るという。
 機能性表示食品「onaka(オナカ)」は、内臓脂肪に悩みを持つ人に訴求している。月に10万個以上を販売する人気商品だ。累計販売数は400万個。中国版インフルエンサーを意味するKOL(キーオピニオンリーダー)が注目したことをきっかけに中国で話題になり、ECプラットフーム「RED(小紅書)」で注文数が伸長している。
 「『onaka』は発売から半年後をめどに注目されてブレイクした。『Lovet』も露出の機会を増やし、売り上げの柱にしていきたい」(マーケティング部PR担当アシスタントマネージャー・小西光氏)考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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