カメヤマ 19年4―6月期/EC売上高10%増/メディア露出で認知拡大

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 キャンドルや雑貨を販売するECサイト「candle house(キャンドルハウス)」の運営を行うカメヤマ(本社大阪市、谷川花子CEO)の19年4―6月期(第1四半期)はこのほど、EC売上高は前年同期比10%増となったことを明らかにした。新商品がテレビや雑誌などで多く紹介されたのを機に、同社の認知が拡大したことが増収の要因だとしている。
 サイト上で取り扱う商品数も増やした。19年8月末時点で、サイト上に掲載している商品数は約3900点。昨年よりも約600商品増やした。
 同社は19年2月、キャンドル関連の販売やイベント支援を行う(一社)日本キャンドル協会(所在地東京都)を子会社化した。日本キャンドル協会では、キャンドルについてDIYの教室を開講したりしている。同協会の教室の卒業者は4000人を超えており、卒業したメンバーは各地でキャンドルアーティストやインストラクターとして活躍しているのだという。
 20年3月期は、日本キャンドル協会を卒業したメンバーとともに、キャンドルの手作りイベントを積極的に展開している。その結果、手作り商材の需要がECで伸びているのだという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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