ネットプロテクションズ/消費者が値付け/新サービス「あと値決め」

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 決済代行サービスのネットプロテクションズ(本社東京都、柴田紳社長)は8月29日、サービスの利用後に消費者が自分で値段を決める「あと値決め」の提供を開始した。クレジットカードや口座登録などの手続きを不要にしているのが強みだ。
 サービス利用後に、消費者が決めた価格で支払いを可能にさせる。決済方法で「あと値決め」を選択し、対象となるサービスや商品の利用を行う。他のユーザーの値決めを参考しながら、満足度に応じて価格を決定できる。
 決定した価格の請求書が届いた後に、コンビニなどで支払を完了させる。「あと値決め」の導入により、「品質向上に必要なフィードバックが得やすくなる」「紹介による新規獲得が促される」などのメリットがあるという。
 「あと値決め」の利用料金は事業者の自己申告で確定する。価値に合う価格をゼロから任意で設定する。
 秋山恭平シニア・プロデューサーは「商品が先に届くので、ECならではのトラブルも防ぐことができる」としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ