ダイドードリンコ 19年2―7月期/通販売上が伸長/健食サプリがけん引

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 ダイドードリンコの19年2―7月期(中間期)における通販事業の売上高が前年同期実績を大幅に上回っている。通販の上期売上高は非公開だが、売り上げの9割を占めるサプリメント「ロコモプロ」の売上高は、前年同期比30%増の約12億円となったとしている。
 19年1月期の連結業績における通販売上高は19億円超。13年12月の事業開始以来、6年連続で2桁増で推移している。
 主力商品の健康食品「ロコモプロ」が売り上げをけん引している。新聞やテレビなどのマス広告と、リスティングなどネット広告の両面から訴求している。今後も健康食品の開発やラインアップを拡充する。「ロコモプロ」とクロスセルを図っていく考えだ。
 ヘルスケア領域の事業を、飲料に次ぐ第2の収益の柱とする方針で、M&Aや医療用医薬品など新規事業のための投資を強化するとしている。ヘルスケア領域におけるM&A投資は、330億円を見込んでいる。

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