〈フォーマルウエア〉 サブスクやレンタル/販売以外の新事業を展開

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レナウンは着ルダケの会員数を23年度までに1万5000人まで伸ばす方針

 フォーマルウエアを展開するアパレル事業者が、販売以外の新規事業に着手し始めている。レナウンは18年から、スーツのサブスプリクションサービス「着ルダケ」事業を展開。反響を受け、当初予定していた会員数1万人を23年度までに1万5000人にまで伸ばすと上方修正した。青山商事は16年から、レンタルサービス事業を開始した。モーニングやパーティードレスなど、現在は五つのレンタル商品を展開しており、19年度のレンタル事業における売上高は3億5000万円を計画している。「所有」から「利用」を意識したサービス展開が進んでおり、店頭採寸を実施することで顧客のサイズに関する悩みを解消する。顧客の利便性を踏まえてオーダーメード商品を強化するアパレル事業者も増加傾向にある。

■会員数を1.5万人に

 レナウンは8月30日、23年に向けた中期経営計画を発表した。今後の事業方針として、18年から開始した月額定額利用サービス「着ルダケ」事業を本格化する。「所有」から「利用」するファッションへ、時代のニーズを捉えた事業展開を加速させる。
 「着ルダケ」はビジネススーツを各プランに応じて提供するサービス。スーツは春夏もの、秋冬ものの2パターンを用意し、衣替えの時期に着用していたスーツのクリーニングと保管を行う。サービスは2年単位の契約になる。
 レナウンの神保佳幸社長は、会員数の獲得について「今シーズンすでに東京、大阪、福岡で展開しているが採寸会を通して顧客数を拡大していく。ネットから注文というのも、若干ハードルが高いと考えているので積極的に採寸会は開催する方針」と説明した。
 「着ルダケ」では、法人単位での営業活動にも取り組んでいる。18年9月には会社の福利厚生代行サービスを手掛けるリロクラブとの協業を開始。リロクラブが運営する「福利厚生倶楽部」において、サービスを提供している。不動産関連の事業者とも協業し、事業展開の幅を広げている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月5日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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