アスクル/新社長に吉岡晃氏/ヤフーに資本関係解消求める

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写真中央が新社長の吉岡晃氏

 アスクルは8月2日、定時株主総会で岩田彰一郎社長の再任が否決されたことを受け、取締役会でBtoCカンパニーCOOを務めていた吉岡晃氏を代表取締役社長CEOに選任した。新体制においてもヤフーと資本関係の解消を求めるスタンスは変わらない。ただ、吉岡社長は、「拙速に解消を求めるのではなく、時間をかけてより良い関係を模索したい」と言う。
 アスクルは通常、独立社外取締役を中心として構成された指名・報酬委員会が、代表取締役などの選任を取締役会に答申するというプロセスを取っている。ただ、株主総会で独立社外取締役の再任が否決されたため、取締役会で代表取締役などを選任した。
 新執行部による記者会見で吉岡社長は、「独立社外取締役がいないのは非常事態。速やかに臨時株主総会を開き、独立社外取締役を選任する手続きを進めたい」と述べた。
 吉岡社長はヤフーに対し、「アスクルのDNAは岩田が抜けても不変。ヤフーとの関係については、現時点において主張は変わらない。ただ、すぐに売渡請求を求めるような100か0かではなく、最良な関係を構築するため、今後もヤフーに協議を申し入れていく」と話した。
 これまでの経営体制ついては、「岩田に頼りすぎていた面があったかもしれない。新体制では効果的に権限を委譲していきたい」(吉岡社長)と話す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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