阪和/EC事業を強化/DtoCブランド立ち上げ

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 インテリア雑貨の企画・開発・販売を手掛ける阪和(本社大阪府、今井滋喜社長)は18年、ダイレクトセールスユニットを新設した。メーカーとして卸販売を行うだけでなく、ECサイト運営を通じユーザーに直接アプローチする。4月にはDtoCブランド「mottole(モットル)」のECサイト運営を開始し、EC事業の強化に努めている。
 メーカー直販ECサイト「DIG―mania(ディグマニア)」と、DtoCブランドのECサイト「モットル」を運営している。ハンディファンやヨーグルトメーカーなどを取り扱っており、ECサイト上で人気となっている。
 「モットル」では月に3~5アイテムほどをECサイト上で追加している。年間60アイテムまで拡充していく方針だ。現在は商品購入後の利用を想起させるページ作りを行っている。例えばケトルなどのキッチン家電は、単純に商品の画像だけを掲載しない。生活の中で実際に利用している画像も併せてユーザーに示す。
 2021年までに「ディグマニア」「モットル」を合わせて年間売上高10億円を目指す。DtoCとして、商材の訴求をするにあたり、製品が作られるまでの経緯なども紹介していく予定。商品紹介の動画作成も視野に入れ、運営を行っていく方針だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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