バイオフィリア/犬用栄養食を定期宅配/徹底した素材選びと製法で

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岩橋洸太CEO(写真左)と矢作裕之COO

岩橋洸太CEO(写真左)と矢作裕之COO

 ペット関連事業を手掛けるバイオフィリア(本社東京都、岩橋洸太CEO)はこのほど、素材や栄養にこだわった犬用栄養食「CoCo Gourmet(ココグルメ)」を開発した。
 獣医師・動物栄養学博士の監修のもと、人間も食べられるような新鮮な食材を使用して製造している。
 同社は17年8月に設立。昨年6月には、容量無制限でペットの写真をアルバムにできるアプリ「ぺっとる」の事業をスタートした。アプリコットベンチャーズ、バルクオムの野口卓也氏から約1800万円の資金調達を実施し、「愛犬にいつまでも長生きを」というコンセプトのもと、「ココグルメ」を開発した。
 現在は、「チキングルメ」「ポークグルメ」の2種類をラインアップしている。サブスクリプションベースで、2週間から1カ月までと宅配頻度が選べる。価格は1箱当たり4480円(税・送料別)で、内容量は1.4キログラム。
 現在のペット業界について岩橋CEOは、「ドックフードは現在食品ではなく雑貨扱いになる。法律がないため、粗悪な素材で作られたドックフードが流通している。人間と動物が共存できる社会にしていきたい」と話した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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