都、越境ECの支援開始/7月に特設サイトを開設

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 東京都は、海外に進出を希望するEC企業の支援に乗り出す。7月中旬をめどに、中国やタイのECプラットフォーム内に販売特設サイトを設ける。4月22日から都内の中小企業が製造する消費者向けの商品の出品受け付けを開始した。
 都の「越境ECプロモーション支援事業」として実施する。海外市場への販路開拓を目指す都内の中小企業に対し、中国の越境型海外品ECサイト「寺庫(スークー)」と、アリババグループのタイのECサイト「LAZADA(ラザダ)」内に特設サイトを設けて支援する。
 4月22日~5月28日まで出品企業の募集を行っている。都内に登記簿上の本店、もしくは支店を有する中小企業が対象。応募する商品を自ら企画・製造、自社商品として販売していること、越境EC販売に適した魅力ある商品を有している点─などを都が審査し、各50品の出品を予定する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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