白鳩 19年2月期/営業利益700万円/送料値上げで売上低迷

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 インナーECを手掛ける白鳩の18年9月—19年2月期の営業利益は700万円だった。6カ月間の変則決算のため、前年比は非公表。18年8月に行った配送費の値上げに伴い購入者数が伸び悩んだことから、売上高、利益面ともに低調だった。売上高は26億6700万円、経常利益は500万円だった。
 暖冬により、秋冬シーズン商品の売れ行きが鈍化した。売り上げ確保に向けたセールを展開し転換率は向上した。
 しかし、顧客単価が下がり売上総利益率は悪化した。
 配送費に関しては「以前より1・5倍ほど配送費が高騰した。送料値上げを受けて、メール便での対応を増やした」(IR担当)と言う。商品価格に送料値上げ分は上乗せしていない。
 「ユニクロのシームレスブラなど、インナー専門ではない分野の競合他社の勢いが強い。今後は差別化を図り、利益率の高いプライベートブランドを充実させていく予定」(同)と言う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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