DIYや建材のECサイト「住+(じゅうたす)」を運営するじゅうたす(本社兵庫県、駒田良知社長)は19年4月、住宅の中でもボルダリングができる、パネルや部品を発売する。自社で開発したという。
「住+」で発売するのはボルダリングのパネルとそこに取り付けるクライミングホールド(手や足を引っかける突起物)。
DIYや住宅リフォームを行いたい顧客に対して、一つのアイテムとして提案できる商品だという。
販売するパネルのサイズは縦910×横606ミリメートルで3枚入り。厚さは18ミリメートルと15ミリメートルの2種類を用意している。3枚を組み合わせて使うと、住宅に一般的に使われる石膏ボードと同じ寸法になるという。
パネルの裏側に、ホールドを取り付ける掘り込みを作ることで、裏にクライミングホールドのボルトが出ないようにした。そのため、既存の壁に直接貼ることも可能だという。法人向けの販売も可能。ボルダリングパネルのサイズはオーダーで変えることもできる。
同社は建材や木材の加工会社。ハウスメーカーなどに対して、加工した骨組みなどの販売を行ってきた。その経験と加工技術を応用し、同商品の開発にこぎつけたという。
じゅうたす/DIYやリフォームに/ボルダリングの販売開始
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