ベガコーポレーション 19年3月期/売上高133億円/配送費高騰で業績下方修正

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 家具ECのベガコーポレーションは4月9日、19年3月期業績予想の下方修正を発表した。売上高は前回予想を6億8000万円下回る133億2000万円に、営業損失は同1億4800万円下回る3億円に修正した。商品の配送費が高騰し、収益を圧迫した。
 同社は18年10月、配送キャリアを変更し、配送費が高騰した。コスト負担に対応するため、商品価格を見直した。「商品単価の安い高いにかかわらず、配送費のコスト増分を上乗せした商品と、そうでない商品がある。価格弾力性を考慮しながら価格を設定している」(経営管理本部)と説明する。 
 費用対効果を見ながら慎重に広告・販促施策を行ったが、売上高は計画に対し未達となる見通し。営業損失、経常損失、当期損失は、売上高の下振れを考慮し下方修正した。
 経常損失は前回予想から1億2100万円悪化の2億6000万円の損失、当期損失は同1億700万円悪化の2億3000万円の損失となる。

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