ヘブンジャパン/都内に初の直営サロン/EC顧客のCS・LTV向上へ

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松田崇社長

松田崇社長

 ECとサロンで下着の販売を手掛けるHEAVENJapan(ヘブンジャパン、本社大阪府、松田崇社長)は3月15日、都内初の直営サロンとして青山店をオープンした。ECサイトの顧客をサロンに送客し、ECではできない体感・感動を提供するとしている。既存顧客のCS(顧客満足)とLTV(顧客生涯価値)の向上を図るのが目的だ。
 同社の直営サロンは、2005年に大阪府でオープンした心斎橋店に続き2店舗目。松田社長は、「訪れたお客さまに丁寧に寄り添い、適正な下着の選び方から、正しい身に着け方まで、お悩み解決のメソッドを提供していく。ECサイトではできない、お客さま一人一人への心配りに力を入れていきたい。ひいては、CSやLTVの向上につながれば」と話している。
 青山店のオープンはECサイトやメルマガで告知している。フィッティングの予約は順調に増えており、すでに200件以上の予約注文があった。4月末まで予約がいっぱいだという。
 下着のフィッティングは無料。スタッフによるフィッティングの満足度が高いためか、来店した顧客が自発的に、商品の購入を申し込むケースがほとんどだという。「心斎橋店では、サロンを訪れた顧客の9割以上が、その場で購入していく」(同)と言う。青山店にも同様の効果を期待しているという。青山店では、セミナーやイベントも随時実施していく予定だという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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