大塚家具 18年12月期/EC事業69.1%の増収/3億9600万円で着地

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 総合インテリアのECサイト「IDC OTSUKA オンラインショップ」を運営する大塚家具は、18年12月期のEC事業の売上高が前期比69.1%増の3億9600万円となった。実店舗でのセールと合わせてECで販促を行ったことや、販路の拡大により、認知が広がったことがEC事業の増収の要因だとしている。
 18年9月末から2カ月間、実店舗での「在庫一掃セール」とタイミングを合わせて、ECサイト上でもセールを行った。「Amazon」や、家具・雑貨を扱う「Laig(ライグ)」といったモールへの出店で、同社のECの認知が拡大していたこともあり、ECのセールでの販売が好調だったという。実店舗とウェブでは、異なる商品についてセールを行ったという。
 Amazonへの出品を開始したのは18年5月。同9月には、ベガコーポレーション(本社福岡県、浮城智和社長)が運営する「Laig(ライグ)」に出店した。19年1月時点で五つのモールに出店・出品している。「自社サイトでの売上高の比率がまだ高い。モールでの認知拡大と販促強化に取り組んでいく」(広報課・岩城真紀課長)と話す。

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