住宅設備機器の通信販売「サンワカンパニーオンラインショップ」を運営するサンワカンパニーは1月25日、東京外苑前にある同社東京ショールームで、表彰イベント「サンワカンパニーデザインアワード2018」を開催した。同アワードの「プロダクトデザイン」部門では、千葉工業大学のデザイン学科に通う、大学三年生の畠山千東路さんと味元怜瑳さんのデザイン「line(ライン)」が新人賞を受賞した。大学生の受賞は初となる。
同アワードには、「プロダクトデザイン」と「施工事例」の二つのカテゴリーがある。同社が定めたテーマや基準に沿って、個人や、同社商品を利用している設計会社・工務店などから作品を集める。同アワードは、今年で3回目。今回応募されたデザイン数は合計で335作品に上る。
新人賞を受賞した、畠山さんと味元さんの作品は照明のデザイン。照明だけで部屋の雰囲気を作り出したり変えたりできる点が評価されたとしている。
プロダクトデザインの18年度の募集テーマは「感性をくすぐるもの」だった。
同社では、同アワードについて、「住宅設備機器はコスト削減の対象にされやすいが、”斜陽産業”と自分たちでは言いたくない。このようなコンテストを毎年繰り返し、皆さんとともに成長し、建築、インテリア、デザイン業界を盛り上げていきたい」(山根社長)と話している。
サンワカンパニー/新人賞に初の大学生/デザインアワード2018開催
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