メイキップ/ささげ業務を自動化/AIが採寸や原稿作成を実施

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「モデル着用画像の生成」「採寸」「説明文の生成」を自動化

「モデル着用画像の生成」「採寸」「説明文の生成」を自動化

 サイズ推奨サービスを提供するメイキップ(本社東京都、柄本真吾社長、(電)03—6265—3465)は12月18日、ファッションEC事業者向けにささげ業務(採寸・撮影・原稿作成)を効率化するサービスを開始した。人工知能(AI)を活用し、商品画像から袖丈などの計測や説明文の作成を自動化できるという。ファッションEC事業者の業務効率化を支援するのが狙い。
 「SASAGE.AI(ササゲエーアイ)」は、AIと画像解析技術を活用し、ファッションEC事業者の業務効率化を図るサービス。撮影された商品画像を基に(1)モデル着用画像の制作(2)身幅や袖丈など各部位の長さを計測(3)商品の説明文の作成─を自動化できる。洋服のトップス、ボトムス、ワンピース、アウターに対応している。
 フルフィルメントサービスを提供するコアブレイン(本社神奈川県、森山直樹社長)が「SASAGE.AI」を先行導入した結果、採寸においてはスタッフが測った数値との誤差は5%未満だった。一方、採寸にかかる時間は、半分以下に短縮できたという。
 同サービスの初期導入費用は無料。利用に応じて費用が発生する料金体系となっており、モデル画像生成は1画像当たり600円、採寸は1画像当たり50円、説明文生成は1画像当たり200円(すべて税別)となっている。契約期間は最低1年間としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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