メディアハーツ/模倣品対策を強化/知的財産管理部門を新設

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 健康食品・化粧品の通販を手掛けるメディアハーツ(本社東京都、三崎優太社長)は12月13日、知的財産管理部門を新設したと発表した。戦略的な商標登録や模倣品の監視を行う。自社製品に関する知的財産の保護が目的。すでに2社に対する模倣品の販売差し止めに成功している。
 知的財産管理部門は4人体制。知的財産分野で実績のある弁護士と協力しながら、模倣品を販売する事業者に対する警告や販売差し止めの要求を行う。
 10〜11月にかけて、メディアハーツが販売する健康食品「KUROJIRU(くろじる)」の商標権を侵害する商品や、極めて類似性の高い商品の流通が発覚。二つの事業者に対し、販売差し止めを求めた。
 11〜12月にかけて差し止めを確認。模倣事業者は指摘を認めているという。
 メディアハーツは今後、専門知識を有した人材確保を強化する。「ブランド価値を守るためにも模倣品に対しては警告し、必要に応じて法的措置を含む対応を取る」(三崎社長)と説明する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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