デファクトスタンダード　１８年９月期／売上１０％増の１１５億円／自社サイト比率が１０．９ポイント増

　デファクトスタンダードの１８年９月期売上高は、前期比１０.０％増の１１５億６８００万円だった。独自のオークションサイトの売り上げ構成比が同１０.９ポイント増の３１.８％にまで拡大。６月には定額制の販売サイトも開設し自社サイト比率をさらに高めたい考えだ。
　テレビＣＭを継続的に展開し、ブランド品の買い取りサービスとしての認知を拡大。買い取り利用者にポイントを付与し、自社サイトでのブランド購入時に利用してもらう囲い込み策が奏功した。
　販売価格が１万円に近い比較的高単価商品の買い取りを強化した。比較的高単価の品ぞろえを拡充し、販売拡大につなげた。
　営業利益は前期比３.４％減の４億２３００万円、当期純利益は同３.２％減の２億９４００万円だった。
　高単価商品の買い取りは当面の利益を圧迫するが、今後販売に回ることで、利益に貢献するとみている。
　１９年９月期は売上高が前期比１３.０％増の１３０億６７００万円、営業利益が同１.７％増の４億３１００万円、当期純利益は同４.２％増の３億６００万円を計画している。