ヤッホーブルーイング/ファンイベントに5000人/友達誘いやすいチケット制導入

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
ファンイベント「超宴」の盆踊りの様子

ファンイベント「超宴」の盆踊りの様子

 クラフトビールのECサイト「よなよなの里」を運営するヤッホーブルーイング(本社長野県、井出直行社長)は10月27日、東京・お台場でファンイベント「超宴(ちょううたげ)」を開催、同社のファンなど5000人が参集した。5回目の開催となる今回は、同イベントとして初めて、まとめ買いをすると特典が得られる「グループチケット」制度を導入した。来場者に、友人・知人を誘ってもらいやすくするための施策だという。
 同イベントは、同社と、同社のビールのファンが、「ともに作り上げともに楽しむ」ことをコンセプトにしたイベント。同社が注力しているファン・マーケティングの施策の一つだ。来場した5000人のうち、クラフトビールをECサイトで定期購入している「生活会員」の契約者の割合は、約10%だったという。
 今回は、「グループチケット」を初導入した。通常は、税別4500円を支払うと入場券とビールチケットが1枚付いてくる。「グループチケット」では、4人分のチケットをまとめて購入できる。1人分の料金は変わらないが、ビールチケットが1人当たり3枚付いてくるため、割安となる。「グループチケット」の利用者は、来場者全体の26%だったという。
 メインイベントとしては、やぐらを囲んで同社のスタッフや来場者が踊る盆踊りを開催した。来場者と同社のスタッフが交流できる「コミュニティーテント」も設置した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ