ゴルフダイジェスト・オンライン/購入前に試し打ち/新サービスでクラブの販売強化

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 ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は10月2日、ネット販売するゴルフクラブを、購入前に試し打ちできるサービスを始めた。サービス利用期間は1カ月、3カ月、6カ月。利用者は、期間満了時に購入または返却を判断できる。返却品はGDOが中古品として販売する。ゴルフクラブの販売と中古商品の仕入れ強化が目的。
 新サービス「TRY SHOT(トライショット)」の対象ゴルフクラブは約480SKU。サービス利用料は1カ月プランが3980円、3カ月は月々2980円、6カ月は月々2980円(全て税込)。
 購入者には、通常の販売価格から同サービスの利用料を差し引いた金額を請求する。返却品はGDOのネットを経由した中古品買い取りと同様、ヤマト運輸が集荷。GDOの物流センターで、クリーニングや撮影を経て中古品として販売する。
 GDOは「ECの売り上げは毎年伸長してきた。その中で、ゴルフクラブの購入者数の伸長率は鈍化していた。中古品ECの売り上げを伸ばすための仕入れ強化にも課題があった」(リテールビジネスユニット)と説明する。
 サービスは対象ゴルフクラブの商品ページから利用を選択できる。10月の月間利用者数は、目標の3倍に達する見通しだ。約5割が1カ月プランを選択しているという。
 今後はサービスの対象商品の拡充と、ECサイト内でのプロモーションにより利用者数拡大を図る。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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