サンワカンパニー/第3四半期は8.4%の増収/洗面・キッチン・建具の販売が好調

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 建材のBtoB通販を行うサンワカンパニーの17年10月—18年6月(第3四半期)の売上高は、洗面・キッチン・建具の販売が好調で、前年同期比8.4%増の70億3700万円となった。
 商品カテゴリー別の売上高は、「洗面」が同16.0%増の21億6200万円だった。「キッチン」は同9.2%増の21億1800万円。「建具」は同15.1%増の4億5200万円となった。
 洗面のカテゴリーでは「洗面ボウル」と「ミラー」の販売が伸びた。「洗面ボウル」はデザイン性の高さが評価されたという。
 「ミラー」は鏡の回りにLED照明がついている洗面台。空間の演出に役立つ商材であることが女性に喜ばれ、販売が伸びたという。
 キッチンのカテゴリーでは、「システムキッチン」が好調で、なかでもステンレス製の商品の販売が伸びた。顧客からの要望が多かったことから、設備の追加オプションも拡充したという。特に食器洗浄機のオプションについては日本製と海外製の2種類を提供できるようにした。日本製は4人分の食器洗いが限度だが、海外製では9人分が一気に洗える。多様な家族構成に対応できるようになった。
 建具においては、ガラスパーテーションの「クアドロスリム」の販売が好調だった。住宅需要もあったが、オフィス空間での需要が増えたという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ