バケーション/リアルでブランディング強化/東京・恵比寿に実店舗出店

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 子ども服やベビー用品のECを展開するバケーション(本社群馬県、松原初美社長)は9月12日、東京・恵比寿の百貨店「恵比寿三越」内に、実店舗を出店した。実店舗の出店は、ファミリー向けのリアルイベントなどへの参加を通して知り合った、同業のベビー用品ECブランドと共同で行った。自社ブランドの認知拡大が目的だとしている。
 今回出店した百貨店の店舗では、同社がライセンスを取得している英国の絵本ブランド「Bell&Boo(ベルアンドブー)」の商品や、フランスから直輸入している、オーガニックコットンのベビー用品をメインに販売する。
 バケーションは楽天市場や自社ECサイトなどで、「ベル&ブー」などの、子ども服やベビー用品を販売している。同業他社とは一味違うECの展開を行っており、17年4月には、スペインのベビー用品のブランドの商品を買い付けて販売した。日本ではまだ認知されていない海外ブランドについても、積極的に日本に持ち込み販売する取り組みを行っている。
 同社は、全国のファミリー向けイベントなどに出店することを通して、ブランドの認知を拡大している。顧客の自社ECサイトへの流入増を図ってきた。今回の百貨店への実店舗の出店もその一環だという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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