北の達人コーポレーション/地震被災地に1億円/木下社長の私財から寄付

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 化粧品・健康食品の通販を手掛けている北の達人コーポレーションは9月7日、北海道胆振東部地震で被害を受けた各地域に、合計1億円を寄付すると発表した。寄付は木下勝寿社長の私財から拠出するため、今期業績への影響はないという。
 同社は札幌市に本社を構えている。支援金対象地域は、各地域の被害状況と支援状況を考慮して対応していく。
 同日発表された木下社長のコメントによると、「札幌も被災し、社員の多くの自宅はまだ電気が通っておらず、交通機関は全面停止、市内全域の大多数の信号も止まり、宿泊難民が札幌駅にあふれ、コンビニの周りに長蛇の列ができている」と説明。
 そして「人口の少ない地域においては復旧の見込みが立っておらず、被災地の復興には長い期間を要するものと思われる」としている。「当社は北海道の企業として、全北海道の早期復興を願っており、そういった地域に対して優先的に支援したい」とコメントした。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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