ソフマップ/買取専用アプリ提供/拡大するCtoCへの対抗で

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買い取りアプリ「買取ラクウル」を説明する渡辺武志社長

買い取りアプリ「買取ラクウル」を説明する渡辺武志社長

 ビックカメラの子会社で、新品・中古のデジタル製品を販売するソフマップ(本社東京都、渡辺武志社長)は7月26日、買い取り専用スマホアプリの提供を始めた。ビックカメラなど実店舗における新品商品の購入者を中心に提案、利用者の拡大を図る。フリマアプリなど、拡大するCtoC取引の影響を受けていた中古品買い取りを立て直すのが目的。
 リリースしたのは買い取り専用アプリ「買取ラクウル」。アプリで買い取りの依頼を受けた中古品をソフマップが回収する。買い取り・査定の進捗はアプリ内で知らせる。
 利用者はアプリが提示する手順に従って操作し、中古品を梱包するだけで買い取りを依頼できる。アプリの認知・利用者拡大のため、ビックカメラ有楽町店など都内4店舗では、新品購入者に対して、買い取り依頼専用の梱包材を無料配布する。
 渡辺社長は「アプリにより、従来の買い取り件数で5〜7倍の伸長を見込んでいる。今後はクーポンなどもアプリで配布したい」と説明する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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