スタートトゥデイ 18年4—6月期/商品取扱高18%増/PBに宣伝集中、成長鈍化

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 スタートトゥデイの18年4—6月期(第1四半期)における商品取扱高は、前年同期比18.2%増の704億600万円だった。商品取扱高の増加率は同22.7ポイント減となり、成長率の伸びは鈍化。プライベートブランド(PB=自主企画)商品に広告宣伝を集中している影響もありそうだ。
 ファッションECモール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の関連事業の商品取扱高は、同18.0%増の683億1300万円だった。新規店舗の出店効果やブランドクーポンの精度向上、キャンペーン企画「ゾゾウィーク」の実施が拡大に寄与したという。
 BtoB事業の商品取扱高は、同24.5%増の19億8000万円だった。子会社のアラタナによる物流支援事業などが好調だった。PB事業の売上高は、1億1300万円だった。
 連結業績における営業利益は、同26.4%減の58億7400万円、経常利益は同26.7%減の58億5900万円。四半期純利益は同24.7%減の41億6300万円となった。配送費や広告宣伝費、人件費などの増加により、減収となった。
 19年3月期の商品取扱高は、前期比33.1%増の3600億円、当期純利益は同38.9%増の280億円を計画している。

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