楽天/米・ベンチャーを買収/モバイルサービス開発も視野

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 楽天は6月8日、米国子会社を通じて、米国のベンチャー企業を買収したと発表した。位置情報を生かしたモバイルコマースソリューションを持つ企業を傘下に入れることで、新たなサービス開発も視野に入れる。
 楽天の子会社で投資事業を行う米国法人Rakuten USAが、カーブサイド(本社米国カリフォルニア州、ジャロン・ウォルドマンCEO)を買収した。
 カーブサイドは位置情報を基に、到着予測時間に合わせて商品を準備できるサービスを提供。米国で小売店や大型チェーン飲食店に導入されており、数百万人のユーザーが利用している。
 カーブサイドのウォルドマンCEOは、「楽天グループに参加することで、さらなる技術革新が可能になる」と期待する。楽天はカーブサイドの技術を基に日本で新たなサービスを展開する可能性もある。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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