ルクサ/試食会で自治体がPR/優良顧客の声をふるさと納税に

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参加者は返礼品に舌鼓を打った

参加者は返礼品に舌鼓を打った

 タイムセール型ECサイトを運営するルクサ(本社東京都、村田聡社長)は5月18日、同社のECサイトの優良顧客に向けた試食会「LUXA BASE(ルクサベース) ふるさと納税×贅沢体験」を、東京・渋谷で開催した。イベントでは、同社のECサイトでふるさと納税を提案している4自治体が、肉や野菜などの特産品を振る舞った。自治体の担当者に、顧客の声を直接聞く機会を提供し、特産品のPRにつなげてもらうのが目的だ。
 試食会には、北海道白糠町、宮崎県都農町など、ECサイト「LUXA(ルクサ)」に出品している自治体が参加。各自治体の担当者が、ふるさと納税の寄付の使い道や、寄付額の推移、一押しの返礼品などについて紹介した。
 イベントには、「ルクサ」の優良顧客20人が招待された。これまでルクサを通じてふるさと納税に寄付をしたことがある人の中で、同イベントに応募した人を抽選で選んだという。
 ルクサは、こうした高級品や、高級レストランのメニューを試食できるイベントを3カ月に1回のペースで開催しており、富裕層の囲い込みを行っている。
 ルクサの村田社長は、「ふるさと納税を行う自治体には、こうしたイベントを通じてユーザーを意識したPRについて考えてもらいたい。今回のイベントには、東京の有名なレストランのシェフも招いている。こうしたイベントが、自治体にとって、ふるさと納税以外でのビジネス展開を始めるきっかけになればいいと考えている」と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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