ユニチャーム 18年1—3月期/越境EC売上げ右肩上がり/高品質の日本製品の需要高く

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 ベビー用品などを販売するユニ・チャームの越境EC売り上げが好調に推移している。18年1—3月期(第1四半期)の越境ECに関する売上高は、前年同期比2.2%増の約10億円となった。
 越境ECでは、日本製のおむつなどのベビーケア用品の需要が高まった。越境ECの売り上げについては、決算短信での開示を開始した17年1—3月期時点で増収傾向にあった。訪日外国人による帰国後の購入が増加したことが、さらなる増収につながった。
 国別の売り上げについては開示していないが、越境ECでは中国向けの販売が最も多かったという。ロシアが次に多かった。中国向けでは、天猫国際(T—モールグローバル)など、現地の大手ECモールでの売り上げが伸長したとしている。
 国内のEC売り上げについては開示していないが、自社ECサイト「ユニ・チャームダイレクトショップ」やAmazonなどでの、ベビーケア用品の売り上げも「右肩上がり」(広報・IR)で推移しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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