3rd/アパレルEC起業を支援/インフルエンサーをメーカーとつなぎ

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 アパレルEC運営代行の3rd(サード、本社東京都、川村匡慶社長)は3月26日、インフルエンサーとアパレルメーカーをつなぐマッチングサイト「Tangerine(タンジェリン)」のサービスを開始した。ブランドを立ち上げたいインフルエンサーにメーカーの商品を供給する。立ち上げたブランドの運営は3rdが行う。同日、「タンジェリン」を用いた第1弾ブランドとして、モデルの治田みずきが運営するECサイトをオープンした。
 「タンジェリン」では、アパレルブランドを立ち上げたいインフルエンサーが、登録されたメーカーの商品群から、ブランドコンセプトに合った商品を選ぶ。ブランドコンセプトの設計は3rdがアドバイス。ECサイトについても、3rdが代行して運営する。3rdやインフルエンサーは在庫を持たず、メーカーから商品を発送する仕組みだ。
 すでに、アパレルメーカー10社が数万点の商品を登録している。今後は月に1人のペースで、インフルエンサーのECサイトを立ち上げていく予定だ。フォロワー5万〜10万人を持つマイクロインフルエンサーに向けたサービスで、芸能人などは基本的に対象にしない。
 一つのECサイトにつき、月商数百万〜1千万規模の売り上げを目指す。19年3月までの1年間で13ブランドを立ち上げ、1年間の流通総額としては9億円を目指すという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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