日本電気/既存システムと連携/EC支援ソリューション提供

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 日本電気(NEC)は、通販・EC事業者のシステム構築を支援するソリューションを提供している。サイト構築、オペレーターによる受注、在庫管理など、豊富な機能を有する。既存システムと連携でき、必要な機能を組み合わせて導入することで通販業務の課題解決を柔軟に支援。高島屋など50社に導入実績を持つ。
 「NeoSarf(ネオサーフ)/DM」は、ECサイトの構築や電話受注などオペレーター業務のほか、販売管理業務、発注・出荷管理などバックオフィス業務をトータルで支援できる。
 「ECのシステムと基幹システムを一体型にして提供できる。ECでの受注情報をコールセンターで共有するなどデータを一元管理できるのが特徴」(第二リテールソリューション事業部)と話す。
 導入した日比谷花壇の場合、コールセンター、店舗、ECの販売管理システムを統合。「ネオサーフ」の導入による一元管理で、ネットや電話で注文した商品の実店舗受け取りや、各販路を横断するプロモーション施策などに貢献している。
 導入費用は3000万円から。年間売上高が30億円以上の通販事業者を主要ターゲットとしている。
 今後は「スマホアプリの制作や、実店舗向けに顧客情報が見られる接客端末を提供するなど、オムニチャネル化支援を強化していきたい」(同)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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