MonotaRO17年12月期/売上高27%増の883億円/今期1094億円を計画

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 MonotaRO(モノタロウ)の17年12月期における連結売上高は前期比26.9%増の883億4700万円だった。リスティング広告、ランディングページの改善などが奏功したほか、テレビCMでも顧客獲得が進んだ。期中に53万口座超の新規顧客を獲得した。
 また、大企業の購買管理システムとのシステム連携が進んだ。大企業向けの売上高は同58%増の88億円。連携社数は429社で、前年度末から120社増加した。
 営業利益は同24.7%増の118億3700万円、経常利益は同24.6%増の118億5800万円、純利益は同32.9%増の84億6400万円だった。
 モノタロウの現在の商品点数は1300万点で、そのうち30万点超を当日出荷できる。ナショナルブランドとともに、今期は利益率の高いプライベートブランド(PB)商品の取り扱いをさらに積極化していく。
 同社の顧客企業の53%が従業員数30人以下の中小企業。売上高の9割超がネット経由となっている。
 18年12月期の連結業績は、売上高が同23.9%増の1094億6900万円、営業利益が同20.4%増の142億4900万円、経常利益が同19.7%増の141億9100万円、当期純利益が同18.7%増の100億4400万円を計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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