アスクル/30年までにCO2排出ゼロへ/再生エネルギー、電気自動車活用で

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 アスクルは、30年までに二酸化炭素(CO2)の排出量をゼロにしていく計画を、11月28日に開催した「アスクル環境フォーラム2017」で発表した。事業所や配送の過程で生じるCO2の排出量を削減していく。再生エネルギーと電気自動車の活用を強化する。
 25年までにアスクル本社と物流センターで再生エネルギーの利用率を100%にする。30年までに子会社を含めたグループ全体での達成を目指す。
 また、物流子会社ASKUL LOGIST(本社東京都、江田修一社長)が使用する車両すべてを電気自動車に切り替える。子会社のエコ配(本社東京都、片地格人社長)による自転車配送の取り組みも強化する。
 アスクルは、物流における環境配慮を重視しており、ビッグデータや人工知能(AI)を活用した自社配送の効率化を進めている。アスクルの岩田彰一郎社長は、「テクノロジーの力を活用して環境問題を解決したい」と話した。
 この日のイベントには、法人顧客など219社が参加した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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