【ヤフー ショッピングカンパニー営業本部・畑中基本部長】貴社会見 一門一答

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”受賞店舗をえこひいき”

 ヤフーは10月18日、販売力の高い店舗を表彰する首都圏の「エリアアワード」の発表と、「ヤフーショッピング」の戦略共有会の説明後、ショッピングカンパニー営業本部・畑中基本部長が囲み取材に応じた。記者団との一問一答は次の通り(一部抜粋)。
     ◇
 ーーー受賞店舗を優遇する「アワードクラブ」の具体的な特典は。
 「アイデアレベルで具体化していない。現在、アワードの表彰で全国を回っており、ストアさまがどのような特典を望んでいるのかヒヤリングをしている」
 ーーー「アワードクラブ」開設の狙いは。
 「アワードを受賞しているストアさまは、全体の流通総額の多くを占めている。〝えこひいき〟をして、引き続きヤフーショッピングで頑張っていただきたいためだ」
 ーーー「アワードクラブ」の開設時期は。
 「今年度(18年3月期)中には開始したい」
 ーーーライブ配信の狙いは。
 「ストアさまが、お客さまを獲得する一つの武器になればと思っている。これまで、ストアさまとユーザーのコミュニケーションはメールしかなかった。ライブ配信でストアさまとユーザーがコミュニケーションを取り、ストアさまのファンを作るのが目的だ」
 ーーー年末商戦を迎えるが、荷物が増えても届かないことが予想される。ヤフーとして何か支援する計画はあるのか。
 「エリアアワードで全国を回る中で、配送についてはストアさまから、さまざまな課題や悩みを聞いている。荷物のピークの分散も含め、ストアさまの意見を参考にしながら、できるところから取り組んでいく」
 ーーー「送料無料」という表現を、「送料はストア負担」という表現に働き掛ける考えはないのか。
 「同じような意見・要望は、さまざまなところでいただている。実際にやるか、できるかという課題はあるが、全く検討していないということではない。ユーザーに誤解がないような形で、引き続き対応していきたい」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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