アマゾンジャパン/セールで出荷時に遅延発生/倉庫のシステムが原因か

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 アマゾンジャパンでは、7月10~11日にかけて行われた、プライム会員向けのセールイベント「Amazon プライムデー」の期間中と期間終了直後に、一部の倉庫で出荷準備に遅延が発生していたことが分かった。それによって、一部の顧客に配送の遅延が生じたとしている。原因は、倉庫内のシステムの設定の問題を含んでいるとしている。
 発生した出荷準備中の遅延は、7月10~11日のプライムデーのセール期間中と、期間終了直後であるとしており、具体的な日付は公表していない。遅延が発生した倉庫についても、一部FC(フルフィルメントセンター)としており、どこの倉庫で発生したかも明らかにしていない。
 今回の出荷時の遅延により、配送に遅れが発生した顧客に対しては、個別にメールを送るなどして、対応を行っているという。6月末から発生していた、地域限定の中小配送事業者「デリバリープロバイダ」によるとみられる配送の遅延とは、「無関係だ」(広報)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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