《Eストアー「ネットショップ大賞16グランプリ」》最優秀賞は「からだのレシピ」/優秀な実績上げた82店舗を表彰

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冒頭あいさつするEストアー・石村賢一社長

冒頭あいさつするEストアー・石村賢一社長

 EC総合支援のEストアーは3月18日、16年に優秀な実績を上げたショッピングカート「shopserve(ショップサーブ)」の利用店舗を表彰する「ネットショップ大賞2016グランプリ」を開催した。約1万2600店舗の中から82店舗を選出し、年間最優秀賞は酵素商品などを販売する「からだのレシピ 公式オンラインショップ」に授与した。ほかにも最高一日売上賞や最多レビュー賞、最優秀新人賞の各1位を表彰。カテゴリー賞は部門別に31店、全国銘店賞は都道府県別に47店を選出した。


 「ネットショップ大賞」は年5回実施しており、4回は四半期ごとの実績を基に表彰しているが、3月に開催する「グランプリ」は1年間の実績を基に優秀店舗を表彰している。1年間の成長率や受注件数、売上高、リピート率、会員数の五つの指標で評価したという。
 年間最優秀賞を受賞した「からだのレシピ 公式オンラインショップ」は、「生酵素」を用いたサプリメントやドリンクを販売。効果的なプロモーションや丁寧な商品説明によって利用者を獲得した。
 最高一日売上賞の「厳選特産品専門店 匠本舗」は、カニやおせち料理などを販売。メディアミックスでPRを行い、12月の最終週の出荷分だけで年間売上高の75%を占めるという。
 最多レビュー賞の「エアガン市場」は、レビュー投稿者にポイントを付与する施策などが奏功した。最優秀新人賞の「協和医療器ONLINE SHOP」は、丁寧な接客で水素関連商品の売り上げを伸ばした。
 Eストアーの石村賢一社長は冒頭のあいさつで、「この式に参加しているトップクラスの店舗でも頭打ちと感じている方はいると思う。当社で分析したところ、ABテストやグループメール、ステップメールなどの施策を実施していない店舗が意外なほど多い。売り上げを伸ばすネタはたくさんある。ぜひ気軽に相談してほしい」と語った。
 Eストアーはシステム提供にとどまらず、集客代行サービスなどにも注力。多角的なサービスでEC事業者の成長を支援できるという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月30日号で)

ネットショップ大賞2016グランプリの受賞企業

ネットショップ大賞2016グランプリの受賞企業

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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