吉野屋HD/機能性食品の牛丼/公式EC限定発売

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 吉野家ホールディングスは3月1日、食後の血糖値の上昇を緩やかにする機能性表示食品のレトルト牛丼「サラ牛」を、3月6日に発売すると発表した。外食チェーン展開をする企業の機能性表示食品の発売は初だという。同社の公式ECサイトでのみ販売を行う。
 「サラ牛」は、古くからお茶として飲まれてきた植物「サラシア」由来の成分「サラシノール」を含んでいる。サラシノールには、食事から摂取した糖の吸収を穏やかにし、食後の血糖値の上昇を緩やかにする機能があるとしている。
 同商品は、冷凍食品として開発された。実店舗での販売を行わないのは、「店舗に現状、冷凍食品を保存して販売できる設備がないため」(同社広報部)としている。楽天などのモールでも当面は販売を行わない方針。「初動の販売状況や市場のニーズを見てから販売体制を強化する」(同)としている。
 初月の販売予想は最大で20万食。価格は5袋入りで税別2741円。10袋入りは同4600円としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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