オンワードホールディングス(HD)は3月15日、EC専用のファッションブランドの販売を開始した。LINEの元社長である森川亮氏が立ち上げた、スマホ向け動画メディア運営のC CHANNEL(チャンネル、本社東京都)と共同で開発。人気クリッパー(動画投稿者)の意見を商品開発に生かすとともに、商品を動画で発信し購入を促進する。
新ブランド「Two Faces(トゥー フェイシーズ)」は、20~30代向けにアパレルだけでなく、アクセサリーやネイルグッズ、コスメまで取りそろえる。
襟が取り外せるブラウスや、リバーシブルのワンピースなど、昼と夜で使い分けできるアイテムをラインアップ。両社のECサイトやファッションECモール「ゾゾタウン」で販売する。
オンワードHDの主要顧客は40~50代であり、新ブランドで顧客層を広げたいという。Cチャンネルは自社メディア内に開設した動画ECコーナーの品ぞろえを拡充し、売り上げ拡大につなげる。
Cチャンネルのクリッパーやモデルを活用し、同ブランドの着こなし方の提案やプロモーションを動画で行う。
Cチャンネル内で動画を配信するだけでなく、SNSで動画を拡散する。SNSを経由することで海外ユーザーにも購入を促す。
オンワードHD/EC専用ブランド展開/Cチャンネルと共同開発
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