ベガコーポレーション16年4―9月期/売上高は49億円/通期100億円超の可能性も

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 ベガコーポレーションの16年4―9月期(中間期)の売上高は49億1100万円だった。6月に上場したため、前年同期の業績は開示していない。同社は例年、下半期の売上比率が高く、17年3月期の売上高は100億円を超える可能性がある。新たなジャンルの商品を投入するなど商品数の拡充によって、業績は順調に推移したという。主力製品のソファや椅子などの家具は、新商品を発売した。
 既存商品については、「楽天市場」や「ヤフーショッピング」などで家具・インテリアの情報を収集。店舗運営部がECモールの売れ筋商品を確認し、流行に沿った商品改良に努めた。
 家電やアウトドアグッズなど、新たな取り扱いジャンルの開拓も進めた。テントやハンモック、掃除機、扇風機などを紹介。フットマッサージ器はテレビ番組で取り上げられたこともあり、順調に推移したという。
 越境ECモール「DOKODEMO(ドコデモ)」は利便性の向上を目指してシステム開発を進め、集客力と認知度向上のために広告を出稿している。
 中間期の営業利益は3億5300万円、経常利益は3億2800万円、純利益は2億1600億円だった。
 17年3月期の売上高は前期比17.6%増の98億600万円、当期純利益は6億6200万円を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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