ユナイテッドアローズの14年4―9月期におけるネット通販事業の売上高は、前年同期比11・2%増の59億9500万円だった。EC事業で注力しているカジュアルファッションが好調だったほか、天候不順で消費者がECに流れたことも増収の一因と分析。全社売上高に占めるECの比率は同0・9ポイント高い11・2%となった。
ECサイト「ユナイテッドアローズオンラインストア」では、「ユナイテッドアローズ」「ビューティアンドユース」「グリーンレーベルリラクシング」など12ブランドを取り扱っている。今年1月にスマホアプリの提供を開始するなど積極的に事業を強化してきた。
「今春以降、カジュアルファッションがアパレル業界のトレンドになっているためECの売り上げが伸びた」(IRチーム)と言う。
また、梅雨明けが遅れた地域や豪雨が発生した地域で、「店舗の顧客が通販に流れたケースもあるのではないか」(同)と分析している。
(続きは本紙11月13日号で)
ユナイテッドアローズ〈EC事業〉/中間売上11.2%増/カジュアルファッションが好調
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