ディー・エヌ・エー/ショッピングは17%増/日用品、食品のサービス強化で

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 ディー・エヌ・エー(DeNA)の14年4―9月期のショッピング売り上げは、前年同期比17・0%増の304億円だった。日用品、食品に力を入れたことが増収要因としている。下期以降も日用品、食品分野のサービスを強化して売り上げを伸ばす計画。「10月にチラシ情報特売アプリ『チラシル』のテレビCMを放送した。今後も日用品、食品を買う行動を変えていきたい」(守安功社長)と話している。
 ショッピング、オークション、旅行、決済代行を含むEC事業の売上高は、同3・1%増の91億8100万円、営業利益はマーケティング投資費用が先行して、同22・5%減の15億4900万円だった。
 ヘルスケア事業子会社のDeNAライフサイエンス(本社東京都、深澤優壽社長)が8月に開始した遺伝子検査サービスについては、「メディアで取り上げられるとたくさん申し込みが来るが、浸透して右肩上がりに成長するにはまだ至っていない」(同)と話した。
 遺伝子検査サービスを根付かせるためのプロモーション方法に工夫が必要と捉えている。
 10月にキュレーションプラットフォームの「iemo(イエモ)」と「MERY(メリー)」を2社合計50億円で買収。

(続きは本紙11月13日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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