山岸竹材店/"竹の車"を完成/虎斑竹の魅力をPR

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山岸社長(写真左から2人目)が「竹虎自動車」を企画

山岸社長(写真左から2人目)が「竹虎自動車」を企画

 竹製品のECサイト「竹虎」を運営する山岸竹材店(本社高知県、山岸義浩社長)は6月16日、高知だけに自生する虎柄の竹「虎斑竹(とらふだけ)」で車体を覆った車を完成させた。ECサイトでも虎斑竹で製造した商品を販売しており、車を虎斑竹の魅力をPRするために活用する。
 「竹虎自動車」はクラウドファンディングを活用して開発資金を集めた。車体は富山県の光岡自動車が製造する2人乗りの三輪電気自動車を活用。古くから伝わる竹編みの技を用いて外装や座席、ハンドル、後部の荷物置きまで全てを竹で包んだ。
 実店舗やECサイトの顧客を竹虎自動車に乗せ地元の観光案内を行う。8月には高知から横浜まで930キロメートルを走行し、クラウドファンディングの支援者に虎竹籠を届ける企画も行う予定。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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