大塚家具は6月28日、ECサイトでソファやテーブルといった大型家具の取り扱いを再開した。大型家具を取り扱うのは1年7カ月ぶりとなる。近隣に店舗がない人や、来店後に商品をECサイトで購入したい人の利便性向上を図る。
ECサイト「IDC OTSUKAオンライン」を6月28日に刷新し、商品数を拡充した。これまで寝具や寝装品を中心に約70品目を販売していたが、2400品目に増やした。実店舗のある関東、東海、関西、九州、東北、北海道には送料無料のエリアを設けた。
店舗で販売経験のあるスタッフが、メールや電話での問い合わせに対応。商品に関するアドバイスを行う。
大塚家具は14年11月、旧経営陣との対立によりECサイトを閉鎖したが、大塚久美子氏が社長に復帰した後の15年8月、ECサイトを期間限定で再開。好評だったため常設化していた。
同年11月の記者会見において、ECサイトでの家具販売を「来年(16年)は積極的に展開していく」(大塚社長)と答えていた。
大塚家具/大型家具の取扱再開/ECサイトの利便性向上で
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