ヤフーの14年7―9月期(第2四半期)におけるeコマース流通総額は、前年同期比11.9%増の2811億円だった。このうちショッピング関連は同10.0%増の890億円、オークション関連は同12.7%増の1920億円。流通額は増加したものの、セキュリティー強化や人員採用などで投資がかさみ、ショッピングやオークションを含むコンシューマー事業の営業利益は同24.2%減の125億円となった。
第1四半期までは、「eコマース取扱高」として、ショッピングやオークションのほか、決済サービスの「ヤフー!ウォレット」などを含めて算出していたが、第2四半期から決済金融関連の取扱高を含まない流通総額をまとめている。
eコマースのうち、スマートフォン(スマホ)経由の比率は前年同期の25.0%から32.5%に増加した。
(続きは本紙11月6日号で)
ヤフー/EC流通総額は12%増/安全対策などで投資はかさむ
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