アリババグループ/中国進出を本格支援/資生堂などが契約を締結

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アスクルの岩田社長(左から2人目)、ハーバー研究所の末広社長(同3人目)はそろって登壇

アスクルの岩田社長(左から2人目)、ハーバー研究所の末広社長(同3人目)はそろって登壇

 中国EC最大手のアリババグループと日本法人のアリババ(本社東京都、香山誠社長)は5月18日、国内メーカーの中国EC市場進出を後押しする支援サービスのキックオフイベントを開始した。同イベントでは、アリババグループのダニエル・チャンCEOが登壇、国内メーカーの販売支援を本格化することを発表した。資生堂やユニ・チャームなどの大手メーカーとパートナーシップ契約を結び、中国向けECを積極的に支援することを明らかにした。
 アリババグループとアリババ日本法人は2月、国内メーカーの中国EC展開を支援する「Japan MDcenter(ジャパン・エムディー・センター)」を立ち上げた。
 同センターはアリババが保有するビックデータをメーカーに無償で提供したり、アリババのECモールでの販路を紹介したりする。
 アリババグループのチャンCEOは「当社のECモールは数億人が利用する世界最大のプラットフォームだ。膨大な購買データを蓄積している。日本の国内メーカーにそのデータを提供することにより、次世代の商品開発に生かしていただきたい」と語った。

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月26日号で)

キックオフイベントであいさつするアリババグループのダニエル・チャンCEO

キックオフイベントであいさつするアリババグループのダニエル・チャンCEO

資生堂の魚谷社長は中国EC戦略を語った

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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