アスクル横浜の新物流センター稼働出荷量増、自動・省人化も

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 アスクルは5月6日、横浜市内の高速自動化物流センター「ASKUL Logi PARK 横浜」を稼働した。増加する出荷量に対応するため、これまでの「横浜センター」から移転拡充した。法人向け通販「ASKUL(アスクル)」と個人向け通販「LOHACO(ロハコ)」の両方の物流を担う。
 新物流センターの面積は旧センターの約2倍。出荷量も約2倍に増強した。新センターでは、商品が自動的にスタッフの手元に流れてくるピッキング体制を実現。少ない人員で24時間稼働できるセンターを目指す。
 1年以内に広範囲なピッキング工程にロボットの導入を予定しており、自動化と省人化をさらに進めていく。
 中・小サイズの段ボール箱に対応できる自動製封函機も導入した。これにより、商品と段ボール箱のミスマッチによる商品の破損や、緩衝材の過剰使用などを防いでいく。
 旧センターから業務の移転を進めており、6月中には移転が完了する予定。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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