ビットフライヤー/ビットコインのECサイト開設/取引所のショップ運営は初めて

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 国内最大のビットコイン取引所を運営するビットフライヤー(本社東京都、加納裕三社長)は4月22日、ビットコイン決済に対応したマーケットプレイス型ECサイト「ビットコインを使う」を開設した。ビットコインの取引所がECサイトを運営するのは、日本で初めてという。
 同社は15万人のユーザーを抱えており、月間90億円超の取り引きが行われている。流通額が拡大しており、ECサイトの開設によりビットコインの普及をさらに促す。
 出店者側には、ビットコイン市場と新規顧客にアプローチできる利点を提案する。商品は家電や美容器、日用品が中心で20~30品目を取り扱う。決済画面に表示されるQRコードを読み取るか、記載されているアドレスにビットコインを送ることで、支払いができる。
 今後は商品数を拡大して、ビットコインを利用しやすい環境を整備する。また、一般利用者による出品もできるようにする予定だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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