スタートトゥデイ16年3月期/「ZOZO」取扱高31%増/店舗数の増加、ポイント強化が奏功

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 スタートトゥデイが運営するファッションECモール「ZOZO TOWN(ゾゾタウン)」の16年3月期の商品取扱高は前期比31.2%増の1461億円に拡大した。16年3月末の出展店舗数は前期比281店増の867店舗に増加。ポイント施策の積極展開など販促施策も奏功した。売上高は32.1%増の544億2200万円 となった。
 出店社に売り場を提供して手数料収入を得る「受託ショップ事業」の取扱高は、前期比29.5%増の1374億円に拡大。スタートトゥデイが在庫を買い取って直販する「買取ショップ事業」は、同9.5%減の6億9300万円だった。在庫リスクを減らすため、近年は「買取ショップ事業」を戦略的に縮小させている。
 ポイントプロモーションを積極的に展開するなど販促施策を強化した。販売力の拡大を背景に、出店社からの預り在庫量の拡充にも注力した。コーディネート画像などのコンテンツ拡充や、利便性の改善も奏功し、年間購入者数は同25.9%増の447万7350人に増えた。ZOZOTOWN事業の売上高は前期比37.3%増の479億6600万円となった。

(続きは「日本ネット経済新聞」5月12日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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